治療中、後のメンテナンスについて
矯正中は、いつも以上に虫歯予防を!
矯正治療中は装置がジャマでブラッシングがしづらく、虫歯になりやすい環境になるうえ、もし虫歯ができたら装置を外さなければならないので、治療が複雑になります。矯正中は普段より注意深くブラッシングして、いつもお口の中を清潔に保ちましょう。
毎食後のブラッシング
矯正治療は通常、約2年間にわたって固定式の装置を歯に装着します。そのため食事など、何かものを口にすると、食べかすがたまりやすくなります。虫歯を防ぐために、食後には必ずブラッシングをしましょう。特に夜は「寝る前」ではなく、「夕食後すぐ」にブラッシングする習慣を身に付けましょう。
おすすめの磨き方
※画像はクリックで拡大します。
磨き残しが多いのは、歯と歯ぐきの間、ブラケット周辺、ワイヤーの下など。一気に歯ブラシを動かさず、1箇所1箇所順番に細かく振動させ、丁寧にブラッシングしましょう。ワイヤーの上下から歯ブラシを当て、ワイヤーと歯の間に滑り込ませるようにブラッシングするのがおすすめです。
※ブラッシングの時間を長めに取るようにしましょう。また、歯質を高める「フッ素配合」の歯磨き粉を使うのもおすすめです。
手鏡を利用
ブラッシングは、鏡を見ながら行うと効果的です。洗面台などの鏡ではなく、手鏡を使いましょう。そうすることで、ブラケットの周りに付いたプラークなどの汚れをじっくり確認しながら磨くことができます。
ブラッシング後は、染め出し液を使って、ブラッシングができていない箇所を確認するのも良いでしょう。ブラッシングが甘いところは、いつも同じ場合が多いので、それを克服する意味でも手鏡は有効です。
歯ブラシ選び
現在、さまざまな毛先の歯ブラシが市販されていますので、装置に合わせて磨きやすい形状の歯ブラシを選びましょう。特に狭くて磨きづらい箇所は、「プラウト(ワンタフト)」と呼ばれる小さな歯ブラシを使うときれいにブラッシングできます。また、電動歯ブラシや超音波歯ブラシも使うのも効果的です。
※矯正装置をしている期間は歯ブラシの寿命が短くなります。毛先が広がったら早めに取り替えましょう。
矯正終了後のメンテナンス
矯正を終えた後は、歯根周囲の骨がまだ不安定です。歯はもとの位置に戻ろうとするため、正しい歯並びを安定させるために「リテーナー」と呼ばれる保定装置を使って、後戻りを防ぐ必要があります。つまり、歯を動かす装置から、歯を固定させる装置に切り替えるのです。リテーナーは、取り外し可能なので、毎日忘れずに装着しましょう。
矯正装置がおかしい、何か挟まってとれなくなったなど、問題が発生したらすぐにご相談ください。




